代表者ご挨拶

理事長 野田 和彦一般財団法人日本ウエザリングテストセンター(JWTC)は、令和2年9月で50年の歴史を刻むことができました。これも皆さまが当財団の耐候性試験を長年にわたり支えていただいた結果であり、ここに深く感謝申し上げます。

JWTCは、大気暴露試験を中心とした耐候性試験専門の第三者試験機関として産声を上げた昭和45年からこれまでに、全国3か所(北海道旭川市、千葉県銚子市、沖縄県宮古島市)に大気暴露試験場を開設してまいりました。わが国の寒冷地域から亜熱帯地域まで幅広い地域で大気暴露試験を実施する体制を整え、更に銚子暴露試験場では、促進耐候性試験機や塩水噴霧試験機などを設置して促進劣化試験にも対応しております。また、当財団の試験品質の向上を図るため、産業標準化法に基づく試験事業者登録制度(JNLA制度)による大気暴露試験にかかるわが国唯一の登録試験事業者としての登録を受けております。

現在、地球規模での循環型社会の実現やカーボンニュートラルへの対応が強く求められています。リサイクル材料や環境配慮型素材の導入が進むなか、それらの長期的な耐久性や安全性を正しく評価する「ウエザリングテスト」の重要性はこれまで以上に高まっています。私の専門分野である電気化学、金属材料や表面処理材料の大気腐食・環境劣化挙動に関する学術的知見を活かし、当財団が蓄積してきた確かな暴露試験、促進試験データと科学的評価を融合させることで、持続可能なものづくりを技術・評価の側面から支えてまいります。

JWTCは、次の50年を見据え、今後も耐候性試験の質的向上をさらに図ることにより、皆様のご期待にお応えするとともに、わが国の産業発展と豊かな循環型社会の構築に貢献していきたいと存じます。

理事長 野田 和彦

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