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発表の概要
1.

宮古島試験場と台風

宮古島試験場 久貝 安生

 

 宮古島試験場は、海洋性亜熱帯域にあり高温多湿、豊かな日射量、空気中に含まれる多量の海塩粒子など大変厳しい環境条件を有する沖縄地域を代表する標準的な暴露場です。また、宮古島をはじめとする琉球諸島は、台風の通り道に当たり台風時の最大瞬間風速は平均51m/sである。そこで今回は、台風と宮古島試験場における台風対策等について報告する。

 

2.

沖縄における腐食事例について

社)日本防錆技術協会 沖縄支部 宮城 肇

 

 沖縄県は日本の南西端に位置し、東西約1000q、南北約400qに及ぶ海域に立地しており、気候は、亜熱帯・海洋性気候という環境で、年間を通して高温多湿で、台風の襲来や飛来塩分が多く腐食環境は極めて苛酷な環境下に置かれている、鋼構造物や通信鉄塔・防護柵等の腐食状況を沖縄本島から与那国島までを紹介する。

 

3.

沖縄本島の腐食環境評価について

沖縄県工業技術センター 安里 昌樹

 沖縄県は、亜熱帯海洋性気候下にあり、四方を海で囲まれている環境条件から塩害による腐食環境が厳しい。海から飛んでくる飛来塩分の測定についてはいくつか方法があるが、本発表では、過去に行った暴露試験の測定結果(ドライガーゼ法、ウエットキャンドル法、土研法)を紹介し、あわせて台風接近時のデータも紹介する。

 

4.

鋼構造物塗装の重防食塗装

(独)土木研究所 守屋 進

 わが国の経済活動や国民生活に欠かすことのできない重要な社会基盤である道路や鉄道の鋼製橋梁は、すでに供用年数が40年から50年を経過した高齢橋が増えてきており、鋼製橋梁の長寿命化のため耐食性、耐候性が格段に優れた重防食塗装を適用する必要がある。ここでは、重防食塗装の特徴と現状を紹介する。

 

5.

大気の腐食性評価のためのデータベース構築

(独)物質・材料研究機構 田原 晃

 大気の腐食性を評価することは、材料の適用性評価に非常に重要なことである。現状は、短期及び長期試験を含めた適用可能材料の暴露試験、環境因子測定から結論を下すというプロセスが重視されている。種々の暴露試験が実行されていながら、腐食性評価に有効なデータベース構築が実施されない問題点を NIMSの問題を例に挙げながら述べる。

 

6.

質疑応答

講師全員 座長 石原 金盛

7.ウエザリング技術に関する質疑応答

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